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Arte Classica by Ishiguro Gallery

青木良太さんの茶碗に想う

 

桜の樹全体が、ほんのりと頬紅をさしたように明るくなるころ。
こんにちは、アルテクラシカ店長の荒木香奈です。

 

先日のアートフェア東京2017では、過去最高の来場者数となる57,800人の皆様がご来場され、大盛況のうちに閉幕いたしました。アルテクラシカのブースにも、古美術のお好きな方、現代美術のお好きな方など、多くの方々にお越しいただき、やきものについて熱い思いをお話し下さったり、コンセプトに共鳴して下さったりと、数々のご縁をいただきました。心より御礼申し上げます。

 

現在、アルテクラシカでも「VS THE CLASSICS vol.2」を開催しております。
進化し続ける気鋭の陶芸家青木良太さんと江戸時代の茶碗を扱う古美術商石黒宏一郎のコラボレーションで生まれる、未だかつて見たことのない「今の時代の茶碗」。

 

今から後世大切に愛玩されるような作品に携わりたいという石黒の熱い思いと、青木さんの作り手としての熱い創造力が結晶となった茶碗をご紹介いたします。

 

 

溶岩手茶碗

力強く大地の鼓動を感じる釉薬の景色が、なんとも美しく、抹茶の緑とのコントラストに心踊る茶碗。

抹茶茶碗 Arte Classica アルテクラシカ

抹茶茶碗 Arte Classica アルテクラシカ

 

 

茶碗の腰から高台にかけて、金彩、銀彩がそれぞれに施されています。

 

陰翳礼讃のごとく、灯火のもとで眺める溶岩茶碗は、まさに目の前に造形物が在ることを視覚と触覚から感じられ、光と影が織りなすゴツゴツとしたものをしっかりと意識しながら、愛でる愉しさがあります。

 

 

そんな茶碗を携えて、夜桜のもとで一服いただくのも、良いものですね。
溶岩手茶碗は、是非とも、手に持って、その感触を指で記憶していただきたい一碗です。

 

茶碗ともども、心よりお待ちしております。

 

 

「VS THE CLASSICS vol.2」

2017.3.22(水)ー4.9(日)
12:00〜19:00(会期中は通常通り月火定休となります)

 

婦人画報4月号

 

この度「婦人画報」4月号にて、千宗屋さんが、おすすめの茶の湯の魅力をより堪能できる場所として、アルテクラシカをご紹介くださいました。

 

特集「日本列島、アート花盛り」では、4月11日から東京国立博物館平成館で開催される「茶の湯」展に出展される作品情報が満載。さらに展示が楽しみになる内容です。
そして、桜前線の北上とともに、旅をしながら全国の美術館を巡りたくなるような、素敵な美術館も紹介されています。

 

美術館を巡ったあとの余韻を楽しみつつ、アルテクラシカで茶碗に触れながら、やきものの魅力や、茶の湯における名品とは等、想いを巡らすのも良いものですね。

 

春爛漫、ちょっと足を伸ばして美を堪能したくなる季節、茶碗ともども、お待ちしております。

 

抹茶茶碗 Arte Classica アルテクラシカ 展覧会

 

「VS THE CLASSICS」に想う

 

 

チーチョロチーチョロとさえずる鳥の声から春を想う頃となりました。

こんにちは、アルテクラシカ店長の荒木香奈です。

 

眠っていた大地が動き始め、寒さも和らぎ何処かへお出かけしたくなる今日この頃。

 

3月17日(金)より3日間、東京国際フォーラムで開催される「アートフェア東京2017」で、お気に入りの作品を見つけてみませんか?古今東西、古美術や工芸、近代美術や現代アートまで、様々なジャンルの国内外150を超えるギャラリーが一堂に出展いたします。

 

アルテクラシカも、今年は「VS THE CLASSICS」というタイトルで出展いたします。
進化し続ける気鋭の陶芸家・青木良太と、江戸時代の茶碗を扱う古美術商・石黒宏一郎が目指す、未だかつて見たことのない「今の時代の茶碗」。古くから愛玩されてきた茶碗に学び、現代だからこそ表現出来る釉薬を追求した茶碗と、江戸時代の茶碗、両者をひとつの空間で対峙する、アルテクラシカならではの展示となっております。

 

アートフェア東京2017終了後は、アルテクラシカでも「VS THE CLASSICS」を開催いたします。

 

茶碗ともども、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

 

 

– アートフェア東京2017
東京国際フォーラム B2F 展示ホール ブースNo. N18
2017.3.17(金)ー19(日)
17日(金)13:00ー20:00 / 18日(土)11:00ー20:00 / 19日(日)10:30ー17:00

– アルテクラシカ
2017.3.22(水)ー4.9(日)
12:00ー19:00  *会期中は通常通り月火定休となっております

 

抹茶茶碗 Arte Classica アルテクラシカ 展覧会

抹茶茶碗に想う

 

きりりとした寒さが続いておりますが、陽だまりの中にちらりと春の香りがする頃。

 

先日、五島美術館で開催されている「茶道具取り合わせ展」へ行ってまいりました。志野茶碗や楽茶碗、井戸茶碗など抹茶茶碗が多く展示されており、一碗一碗じっくりと鑑賞。

 

茶碗の見どころとして特に意識して作られる高台(茶碗をひっくり返した底の中央にある茶碗を支えている座)と見込み(茶碗内部の底)は、茶碗の顔ともいうべき、造形的に重要な一端を担う部分。美術館では高台を見ることは叶いませんが、名碗といわれる見込みを見比べるだけでも、共通する何かが見えてきます。産地や時代が異なる茶碗から、見込みの美しさは普遍的で、底のまた奥深く茶碗の精神性へとつながるような、そこはかとなく貴いものを感じました。

 

 

美術館を出てから、心に残る茶碗を振り返りつつ、なぜこんなにも茶碗に惹きつけられるのだろう、とふと考えてみました。

 

抹茶を飲むという、目的がはっきりとした道具であるにも関わらず、釉薬や土の表情、景色を楽しむ鑑賞としての要素があるからこそ、他の茶道具にはない、茶碗が鮮やかな所以。「いい茶碗だなー」としみじみため息の出る茶碗は、その見どころが静かな中に動を感じたり、動きの中に静を感じたり、程よく絶妙なバランスで醸し出している雰囲気を感じているから。例えば、見込みにぽっと赤みがあるとなお良いなど、鑑賞するポイントはありますが、最終的には、見どころを含めてその茶碗の持つ味わいを堪能しつつ、常に新たな気づきが湧いてくる、そんな茶碗が一番のご馳走だから、心惹かれるものなのでしょう。

 

 

語らぬ茶碗に触れることにより、人が理屈抜きに感じ学ぶことはとてつもなく多いと思う今日この頃。

 

 

アルテクラシカでは、実際に茶碗を手にとって、高台や見込みなど見どころを比べることができます。
触れながら、茶碗に想いを馳せるのも、良いものですね。

 

 

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店主石黒が、選りすぐりの力強くも美しい作為を感じる高台ばかりをご紹介しております。
良い高台とはどんなものなのだろうと興味のある方など、是非覗いてみてください。何かが見えてくるかもしれません。

 

 

 

年末年始休業のお知らせ

 

 

どこまでも広がる澄んだ青い空を仰いでいると、師走のせかせかとした心持ちがふわっとどこかに消えて、ホッと一息つきたくなるころ。こんにちは、アルテクラシカ店長の荒木香奈です。

 

 

早いもので、本年も残すところ僅かとなりましたが、2016年皆さんはどのような風を感じながら1年を過ごされましたか?

 

アルテクラシカの一年を振り返ると、5月に開催されたアートフェア東京では「Invitation to MATCHA LIFE」と称して現代作家さんとコラボレーションした道具一式で抹茶を楽しむライフスタイルをご提案し、様々な分野の方々から反響があり、良い道具で抹茶を飲むことを沢山の方々に共感いただきました。

 

2017年も、今まで紡いできたものを更に深化させ、皆さまが心躍るような試みに挑戦をしながら歩んでまいります。

 

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

年末年始は、12月26日(月)から1月5日(木)までをお休みとさせていただきます。

 

1月6日(金)より、心新たに店主ともども、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

 

 

 

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Arte Classica | アルテクラシカ。江戸時代及び現代作家の抹茶茶碗を扱う店。

アルテクラシカは、古美術商石黒ギャラリーが根津美術館の向かい側にオープンした、江戸時代(古美術)及び、現代作家の抹茶茶碗を扱うお店です。併せて、現代の生活空間で抹茶を楽しむための、新しいスタイルの茶器・茶筅・柄杓等の取り扱いもしております