next
Arte Classica by Ishiguro Gallery

工芸青花 2号が届きました

 

小さな赤子の手のようだったイチョウの葉が、日ごと大きくなる姿に、満ちていく大地のエネルギーを感じるころとなりました。こんにちは、アルテクラシカ店長の荒木香奈です。

 

 

先日、新潮社から出版されている「工芸青花」2号が届きました。
「工芸青花」は、骨董、工芸、建築など入門書ではない、ものの好きな人に向けた鑑賞のための本。めくる度に広がる独自の世界観を手で触り、文字で辿ることが出来、静かでいて、内側に秘められたゆるぎない美への探求心がつまった本です。
そんな楽しみにしている本の2号目は、初刊以上に西洋に東洋に東西南北自由に隔たりのない美術品やうつわの起源へとさかのぼる特集など読みごたえたっぷり。

 

 

知らないことを知ることの楽しさを噛みしめつつ読み進め、今年没後400年という古田織部の特集に目がとまりました。茶の湯に新たなる価値観を導入したといわれる江戸時代初期の武将であり茶人であった織部。そんな織部の動的なフォルムと計算しつくされた茶碗や茶入などから、織部の活躍した慶長年間(1596〜1615)が鮮やかによみがえってくるようです。当時流行したものが、いかにもの自体に力があったかを改めて感じると共に、時代の空気感も一緒に味わえる優品の数々にため息です。

 

 

日本のやきものが、大きく躍動したその源から、ほとばしるエネルギーを感じるものですね。

 

美のものさしを刺激される「工芸青花」、是非お手にとってみてください。
新たなる美の扉が開かれるかもしれません。

 

arte classica 抹茶茶碗 本

 

Arte Classica | アルテクラシカ。江戸時代及び現代作家の抹茶茶碗を扱う店。

アルテクラシカは、古美術商石黒ギャラリーが根津美術館の向かい側にオープンした、江戸時代(古美術)及び、現代作家の抹茶茶碗を扱うお店です。併せて、現代の生活空間で抹茶を楽しむための、新しいスタイルの茶器・茶筅・柄杓等の取り扱いもしております