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Arte Classica by Ishiguro Gallery

静かなる茶碗に想う

 

 

晴れた秋空のなか、ひんやりとした木陰を通ると冬の気配を感じるころとなりましたね。

こんにちは、アルテクラシカ店長の荒木香奈です。

 

 

だんだんと太陽が低くなるころ、まあるく包まれるような柔らかな陽だまりが心地よい午後になると、店内に沢山の光が入ってきます。そんな自然の光が照らすなか、なんとも優しい表情でこちらを観ているような、心穏やかになる茶碗をご紹介いたします。

 

 

やや小振りで、深い闇へとつながっているかのごとき灰色のマットな釉肌の茶碗。じっくり眺めていると、様々な文様が浮かんでは消える創造の泉となって、こちらを楽しませてくれます。

 

そんな茶碗の表情の奥には、作品が一番美しくなるために、釉薬だけでなく粘土も、作りたい作品の形とかける釉薬に合うよう、常に試行錯誤しながら研究を重ねているからこその揺るぎなさを感じます。

 

青木良太さんの心のしじまを感じる、静かなる茶碗で一服いただくのもよいものですね。

 

 

「VS the Classics Vol.1」〜Case of Ryota Aoki〜は11月16日(日)まで開催しております。

 

 

抹茶茶碗 Arte Classica アルテクラシカ

Arte Classica | アルテクラシカ。江戸時代及び現代作家の抹茶茶碗を扱う店。

アルテクラシカは、古美術商石黒ギャラリーが根津美術館の向かい側にオープンした、江戸時代(古美術)及び、現代作家の抹茶茶碗を扱うお店です。併せて、現代の生活空間で抹茶を楽しむための、新しいスタイルの茶器・茶筅・柄杓等の取り扱いもしております