こんにちは!
アルテクラシカ新人のMです。
先日の店主のブログ『センスを研け』お読みになりましたか?
実はあの後、「センスを研けツアーbyアルテクラシカ」を三井記念美術館の高麗茶碗展で行い、10数名の方が参加くださいました。
店主のブログに書いてある通り、作品のキャプションは我慢して見ずにただただ作品のみを見まくります。
好きか、嫌いか。
気になるか、ならないか。
だだそれのみの勝負!
①最初の一周は10分で全作品をザーッと見る。
②二周目は一周目で気になったもののみをじっくり見る。
③そして三周目ではその作品のキャプションも読みながらさらにじっくり見る。
参加者は私も含めこんな展覧会の見方をしたのは初めてです。
そしてその後、場所を変えそれぞれの感想を述べ合いました。
その人なりの非常にユニークな、借り物ではない意見が刺激的なこと!
こうする以外本物を見る目は身につきません、と店主断言。
ちなみに店主は西洋画の展覧会へ行くとキャプションどころか絵のタイトルも見ず、自分で絵にタイトルをつけるそうです。
すごく見えてきますよ、とのこと。
そして私はキャプションを読むとなんだか分かった気になって、物自体をしっかり見ていなかったことに気付いてしまいました。
今まで作品をちゃんと見ていたつもりでしたが、このセンス研き方式は、もっともっと自分の感覚が研ぎ澄まされるのを感じました。
衝撃的な経験でした。
何よりとても楽しかった。
こうやって展覧会で見るものは優品が多いですが、日常ではそうばかりとも限りません。
いつでも自分と物との一対一の勝負です。
初心者の私でも、必ずや見えてくる日がくるとの店主の言葉を信じ、今日もキャプションなしの展覧会へと行ってきます。
皆さまのセンス研きもぜひ感想をお聞かせください。
きっと楽しい体験になること、間違いなしですよ。
今日もアルテクラシカでお待ちしております。
M