春の気配をそこかしこから感じるころとりました。
こんにちは、アルテクラシカ店長の荒木香奈です。
アートフェア東京2018終了後、アルテクラシカにて、陶芸家清水久嗣氏の茶碗展が開催されます。
かつて江戸時代初頭に朝鮮半島で盛んに焼かれた茶碗が高麗茶碗。それは、日本人の美意識により取り上げられ、その後注文もされました。しかし、その高麗茶碗の釉薬の調合や粘土の質、焼成方法など資料が残っているものはありません。その失われたレシピを追って、当時の高麗茶碗の忠実な再現に挑む陶芸家がいます。それが、清水久嗣(しみずひさし)氏です。父日呂志氏に師事し、韓国各地を歩き研鑽。その後、日本と韓国に窯を構え、高麗物へと近づけるべく作陶しています。
失われたレシピを想いながら、清水さんの茶碗を辿るのも良いものですね。
清水久嗣さんは、14日(水)15日(木)16日(金)在廊されます。
是非とも、ご高覧ください。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
– The Lost Recipe 〜失われたレシピを求めて〜
2018年3月14日(水)ー 25日(日)12:00-19:00
会期中は通常通り月火定休となります