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Arte Classica by Ishiguro Gallery

タイトル

 

こんにちは。
アルテクラシカ新人のMです。すっかり秋も深まってきました。
さて先日、ブログでタイトル「眼の力」を書きましたが、
実はこれはある ”由緒正しき” 本の名前から拝借したタイトル。

 

店主( I )が古美術商としてのスタート時に師事し、古美術の基礎を学ばさせて頂き、
今なお、「自らのルーツ」と公言して憚らない、日本一の名門茶道具商、谷松屋戸田商店。
この本は、その今は亡き店主戸田鍾之助氏と御子息・博氏共著の素晴らしい本のタイトルなのです。
雑誌和楽創刊時に企画され、2年に渡って連載された対談をまとめたものですが、2004年に出版されるや否や全国の茶道具商のバイブル(!)になったと言う、知る人ぞ知る名著。
掲載の茶道具は名品揃いで、お話の内容は私には深すぎる(😅)とも言えるほど濃く、
何度読んでも毎回新しい発見があります✨
お二方の茶道具に対する愛情とお人柄も伝わり、こんな素敵な親子の薫陶を受けたなんて、
アルテクラシカ店主はなんと幸せだったことだろうと嫉妬してしまいます💓

 

というわけで、大変不遜ながら、店主の師匠の著書のタイトルを、拙ブログに拝借させて頂いた次第です。
故鍾之助氏を、「茶の湯の故事に通じその世界の生き字引」と博氏があとがきに書かれています。
ダンディな御風貌に魅力的な笑顔、次々と語られる茶道具のエピソードは、本当に楽しく、奥深く、ため息がでます。
水指に合わない蓋を、合わないカツラと呼ぶなどユーモアあふれる語り口で、深いだけではない読みやすさもあり、ページをめくるのが惜しくなるほど。
写真(畠山崇氏)も美しく、美術館の図録を見るよりもずっとためになります。

 

タイトルと言う言葉には、本の題名という意味の他に「資格の保持者」という意味もあります。
アルテクラシカが、店主の師匠の名に恥じないタイトルを持ち続けられるよう、
少しでもお力になりたい!と前のめりにさせて頂ける名著です。

 

 

皆さまもぜひ一度お読みになってみてください。
アルテクラシカ一押しの本です。
『美を見抜く 眼の力』 谷松屋一玄庵 戸田鍾之助・戸田博著 小学館刊

 

M

 

抹茶茶碗 Arte Classica アルテクラシカ

 

 

Arte Classica | アルテクラシカ。江戸時代及び現代作家の抹茶茶碗を扱う店。

アルテクラシカは、古美術商石黒ギャラリーが根津美術館の向かい側にオープンした、江戸時代(古美術)及び、現代作家の抹茶茶碗を扱うお店です。併せて、現代の生活空間で抹茶を楽しむための、新しいスタイルの茶器・茶筅・柄杓等の取り扱いもしております