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Arte Classica by Ishiguro Gallery

日本人なNEWYORKER

 

先日会った外人さんの話。
彼はニューヨーク在住で、仕事で頻繁に来日しているらしい。
その証拠に日本で開催された展覧会、まぁ、よく見ている。
最近であれば、サントリーの桃山展や三井記念の高麗茶碗展など。
私が会った翌日には、なんと京博までわざわざ佐竹本を見に行くと言っていた。
彼は単なる外国人の日本美術好きではない。
日本人的美意識をハイレベルに持ち合わせているのだ。

 

例えば、こんな発言をする。
「利休はバッハで、織部はモーツァルトだ」と。
うーん、鋭い切り込み😔
ハイドンではなくモーツァルトである辺りが、これまた憎いではないか!
サントリーの展覧会の展示にも一言物申していた。
なぜ、織部の隣が織部で、そのまた隣も織部なのか❓、と。
うーん、言われてみれば。。。
なまじまっさらな眼で見ているので侮れない。
まるで既成概念にとらわれる事の危険性を知らされているかのようだ。
我々は日常の中で、知らず知らずのうちに既成概念にとらわれ、
ついつい物事に個の感性で直面する事を忘れがちだ。

伝来とか次第に惑わされていないか❓
本当にそれはいいのか❓
アルテクラシカの茶碗に向かい合う時の基本姿勢だ。

 

外人さん、
唐津の金継小服茶碗をニタニタしながら散々なめ回して、また1月に来ると言ってお帰りになられた。
通だねぇ~。

 

(I)

 

 

Arte Classica | アルテクラシカ。江戸時代及び現代作家の抹茶茶碗を扱う店。

アルテクラシカは、古美術商石黒ギャラリーが根津美術館の向かい側にオープンした、江戸時代(古美術)及び、現代作家の抹茶茶碗を扱うお店です。併せて、現代の生活空間で抹茶を楽しむための、新しいスタイルの茶器・茶筅・柄杓等の取り扱いもしております