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Arte Classica by Ishiguro Gallery

マイ木札

 

緊急事態宣言の延長が発表され、もう暫く辛抱の日々。
今日までの自粛が無駄にならないために、今一度気を引き締めて、根気よく行きたいですね。

 

さて、stay homeが続き、色々ストレスも溜まりますが、
こんな機会にこそ時間が生まれ、
長年手付かずの家内事業(?)に着手出来ている方、多いのではないでしょうか❓
先日あるコレクターに陣中見舞いの連絡を入れた所、国民としての協力を果たすべく、

すっかりインドアライフとの事。
さぞかしお暇かと思いきや、長年放置してきた家内事業に着手し、

結構充実なさっているらしい。
何でも、ご自慢のコレクションの『出す、眺める、しまう』を繰り返しているらしく、
その際に、全ての品にマイ木札を付ける作業に勤しんでいるとのこと。
古美術の世界では、中身以上に(?笑)伝来を重視する傾向もあり、
よく『この木札はどこどこの家のだ』などとか言っている、あれ。
これには、木札を見ればいちいち開けなくても分かるメリットもあるが、
実は自分が所有していた痕跡を残そうという意味のような気がする。
一種のマーキングとでも言おうか。
過去のコレクターの木札の中には、材質を吟味した上に凝ったデザインで
わざわざ指物師にオーダーしている傑作もあるくらいだ。
木札も立派な次第の一部なのである。

 

さて、ここまで話したら何か傑作をお見せしたい所だが、
今、ちょうど気の利いた持ち合わせがない・・・😅。
そこで、代わりにと言っては何だが、僭越ながら亡き父の木札をちょっと。
以前お客様に納めてあった品が戻ってきて、再度お客様の所に旅立つ際に、
記念に外して手元に残した物だ。
この木札はこの品に確かに父が携わったという証である。
何とも感慨深いものだ。

 

皆様も後世に備え、マイ木札、作ってみてはいかがだろうか❓
腕利きの指物師、紹介しますよ。

 

( I )

抹茶茶碗 Arte Classica アルテクラシカ

道しるべ

 

コロナ感染の緊張感どこ吹く風、キラキラと眩しい新緑から、日ごと深くなる樹々に、
季節の移ろいを感じる頃になりました。
緊急事態宣言がさらに5月末まで延長される事となり、
アルテクラシカも今暫く辛抱の日が続きそうです。

 

 

さて、東京は引き続きstay home な状況ですが、
感染防止策を徹底することを前提に、美術館や博物館など一部の公共施設の再開には
一筋の光がさして来たようです。

 

 

今回、世界85の国の近現代美術館に関わる専門家560名以上によって構成されている団体

「国際美術館会議(CIMAM)」が、新型コロナウィルス対策として注意すべき項目を公開しました。

 

私たち来館者も心得として知っておくべきこと、

再開された暁には協力できることがあるのではないかと思い、

記事をシェアいたします。
またこれらはアルテクラシカが再開にあたって心掛けるべき道しるべその物。
対策項目を熟読してしっかりマスターしなくてはなりません。

【美術館が注意すべき20の項目】

 

 

美を感じることが、心の栄養である私にとっては、嬉しいニュースでもあり、
ほんの少しずつでも、道の先に光が見えてくるということは、希望を感じるものですね。
コロナと上手に付き合いながら、芸術文化活動を続ける。
アルテクラシカもその一端として力になれるように、知恵を絞るstayhomeです。

 

(A)

 

お客様各位

 

平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼を申し上げます。

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止に日々ご尽力されている保健機関、医療従事者の方々におかれましては、この場を借りて深く敬意を表し、深謝申し上げます。

さて、石黒ギャラリー及びアルテクラシカは、
政府からの緊急事態宣言の延長表明と、東京都からの休業要請延長を受け、
臨時休業期間を5/31(日)まで延長させて頂くことと致しました。

 

ご来店を楽しみにして下さっているお客様におかれましては、
引き続きご不便をお掛けすることとなり、改めて深くお詫び申し上げます。

 

営業再開につきましては、政府・東京都の最新動向を元に判断致しまして、
期間変更の可能性もありますが、
再開の目処がつき次第、ホームページ等にてご案内させて頂きます。
この未曾有の難局が1日でも早く終息を迎え、
皆様と元気な姿で再会出来ます事を心より楽しみにしております。
どうか、くれぐれも引き続きご安寧にお過ごし下さい。

 

 

株式会社石黒ギャラリー
アルテクラシカ

 

 

from U.S.A

ステイホームのゴールデンウィークもあっという間に最終日。
いかがお過ごしですか?
緊急事態宣言が延長になり、なかなか明るいニュースもありませんが、
今この瞬間にも大変な方がたくさんいるかと思えば、
落ち込んでなんかいられませんね。

 

 

自粛が緩和されたら何ができるか、今から予め考えてみたいもの✨

 

 

さてこんな中、アメリカのニューヨーク近代美術館(MOMA)が8種類のオンライン講座をcourseraで無料で公開しています!
とっても前向き、かつお洒落。

 

 

courseraはスタンフォード大学が始めた、世界各国の大学や企業から様々なことをオンラインで学べるサービスで、
現在はアメリカの有名大学の他に東京大学なども参加しています。
なんと無料!
MOMAのアートの講座は茶碗とは直接の関係はないものの、こういった取り組みが感染拡大で大変なはずのニューヨークから発信されることに
とても勇気をもらいます。

 

 

美意識を鍛えることは観察力が向上し、様々な判断能力や直感力を鍛えることにつながる、という研究*も。
これはアルテクラシカでもずっとお伝えしていることでもあります。
こんな時期だからこそ、です!

 

(*”Use of Fine Art to Enhance Visual Diagnostic Skills” ジャーナルオブアメリカンメディカルアソシエイション)

 

 

またedXというハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が共同で立ち上げたオンラインサービスもあり、
こちらにもアートはもちろん、ありとあらゆるオンラインのコースがあり、こんな機会に
集中して家で学ぶには最適です。
最新の科学やAIなどビジネスに役立つスキルの講座も満載。哲学や歴史もあります。
courseraedXも有料で証書もゲットできるとのこと。

 

 

 

どれも英語他の言語での発信なので、外国語の勉強も兼ねて、レッツトライ!
自粛が終わったら、ちょっと英語が得意になっていたりして😍

 

 

今回のウイルスの感染拡大で世界はすっかり様変わりし、今の生活は異常事態ではなく、
もはやニューノーマルになるかも、です。
これからの世界がどうなるかを見据え、
アルテクラシカも自粛臨時休業が終わって再開する時には、進化した姿で皆様にお会いできるように一同揃って頑張らねばなりません!

 

 

もうしばらくは、ステイホーム❤️😷❤️

 

(M)

 

 

online鑑賞 vol.2

 

皆さん、こんにちは。
先日、心の栄養補給のonline版についてご紹介致しましたが、
今回はstay homeの今だからこそ活用すべき、『online 読書』のご案内です。

 

古美術骨董の月刊誌「目の眼」が、5月号をなんと、『全ページ無料』で公開!
巻頭特集は「古唐津ノ茶碗」。
休業久しく、アルテクラシカで休眠中の茶碗たちが恋しい、今日この頃。
みんな元気かなぁなどと思いながらページをめくると、
奥高麗茶碗の代表格とも言われる名碗「深山路」が早速に登場。
湯を通す前、濃茶が入った時、清めた後の各々の姿がじっくりと見られます。
様々な所有者が大切に愛玩しつつ、時を重ねてきた記憶とともに、
それが味わいとなった釉肌は趣があるなぁ、
と思わず、画面を拡大して堪能。
清めた後の肌が何ともいえないしっとりとして艶やかで、土の表情に見入ってしまいました。

 

読み進めると「奥高麗茶碗は雑器だったのではないか」などという面白い見解も見られ、
通説とは異なる見方で視点を変えてみると、確かに、と頷かされたりもします。

 

なるほど💡が満載な月刊誌「目の眼」5月号
何気に『まえがき』もいつにもまして名文。
是非ご一読くださいませ。

 

(A)

 

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Arte Classica | アルテクラシカ。江戸時代及び現代作家の抹茶茶碗を扱う店。

アルテクラシカは、古美術商石黒ギャラリーが根津美術館の向かい側にオープンした、江戸時代(古美術)及び、現代作家の抹茶茶碗を扱うお店です。併せて、現代の生活空間で抹茶を楽しむための、新しいスタイルの茶器・茶筅・柄杓等の取り扱いもしております