next
Arte Classica by Ishiguro Gallery

online鑑賞 vol.2

 

皆さん、こんにちは。
先日、心の栄養補給のonline版についてご紹介致しましたが、
今回はstay homeの今だからこそ活用すべき、『online 読書』のご案内です。

 

古美術骨董の月刊誌「目の眼」が、5月号をなんと、『全ページ無料』で公開!
巻頭特集は「古唐津ノ茶碗」。
休業久しく、アルテクラシカで休眠中の茶碗たちが恋しい、今日この頃。
みんな元気かなぁなどと思いながらページをめくると、
奥高麗茶碗の代表格とも言われる名碗「深山路」が早速に登場。
湯を通す前、濃茶が入った時、清めた後の各々の姿がじっくりと見られます。
様々な所有者が大切に愛玩しつつ、時を重ねてきた記憶とともに、
それが味わいとなった釉肌は趣があるなぁ、
と思わず、画面を拡大して堪能。
清めた後の肌が何ともいえないしっとりとして艶やかで、土の表情に見入ってしまいました。

 

読み進めると「奥高麗茶碗は雑器だったのではないか」などという面白い見解も見られ、
通説とは異なる見方で視点を変えてみると、確かに、と頷かされたりもします。

 

なるほど💡が満載な月刊誌「目の眼」5月号
何気に『まえがき』もいつにもまして名文。
是非ご一読くださいませ。

 

(A)

 

栄養補給

 

皆さま、こんにちは。
緊急事態宣言発令から5日、stay home、social distance、ちゃんと実行してますか?

 

日ごと新型コロナウィルスの感染が拡大し、終息への道のりが厳しい状況のなか、
人々が集う文化施設や美術館、博物館などは、軒並み休館が続いております。

 

様々な展覧会を鑑賞し美術品を堪能することが何よりの楽しみである私としては、
アルテクラシカも休業中で、美しいものを渇望し続ける日々、日々。。。
普段、美術館へは実際に足を運んで行くのですが、それが叶わない今、
『そうだ、仮想空間行こう』
という事で、オンラインで美術館を訪ねてみることにしました。

 

まずは、GoogleArts&Cultureで東京国立博物館へ。
館内を歩くように常設展を辿れ、一つ一つの作品の解説も付いています。
全ての作品が網羅されているわけではありませんが、結構雰囲気、楽しめます。

 

休館中の今、美術館側も何かしら発信しようと様々に取り組んでいらっしゃいます。
例えば、ニコニコ美術館など、オンライン配信を使って、
展覧会や作品の魅力を紹介する取り組みをしている美術館もあります。
皆さんも、この機会に、是非お訪ね下さい❗

 

ウイルス終息の暁には、美術館を訪ね、美術品がリアルに並ぶ空間を体全体で感じ、
『心の栄養補給、目一杯したい』、
そんな希望を胸いっぱいに膨らませながら、
stay home & social distance 💡

 

(A)

 

準備万端

 

皆様、こんにちは。
無事にお過ごしでいらっしゃいますか❓
ついに緊急事態宣言が発令されましたね。
ついにって言うと何か緊張感がありますが、
実は私たちひとりひとりがすべき事は宣言前後で何も変わりません。
アルテクラシカでは宣言が出されるずいぶん前からstay homeを実施してきましたので、
これからしばらくも同じ日々を淡々と続けるだけです。

 

たくさんあった予定、仕事、楽しみにしていた約束、全部延期〜。
でも『中止』じゃなくて、『延期』なのです。
私たちは来たるべき終息の日、延期になったプランを実現できる日に向けて、
様々な準備を整え、活動再開に向けて準備万端を目指すべきです。
いろいろ制限されてストレスもたまります。
でも、この瞬間にも、世界中で莫大な数の方々がウイルスで苦しまれ、
医療従事者の方々が文字通り命をかけて働いてくださる現実を思えば、ぼやいてなんていられません!
ロックダウンしない日本を酷評する海外メディア。
ロックダウンしなくても、罰則なんか設けなくても、
心をひとつに行動すればこの難局も乗り切れる。
そんな日本人の底力、世界に見せつけたいですね👍
待ってろ、世界!

 

昨夜は満月。今夜も大きく輝く月を見上げましょう。
stay homeに加えて、social distanceも忘れずに!

❤️😷❤️

 

(A&M)

 

stay yourself

 

皆様、無事にお過ごしでいらっしゃいますでしょうか❓

 

かなり久しぶりのブログになってしまいましたが、
周知の通り、その間に世界中は大変な事になってしまいました。
アルテクラシカも3月27日から再び臨時休業に突入、
ひたすらstay homeな日々を送っています。

 

先日友人が以下のようにコメントしていました。
『ふと立ち止まると…何だろう、この時間に余裕がある感じ。ここ10年ばかり、
常に何かに追われていた日々から急に解放され、心に余裕がある…』

 

同じように感じている方、多いのではないでしょうか❓
でも一方で、医療崩壊を目前にして、ウイルスと日夜格闘して下さっている
医療関係者の方々の壮絶な現実を考えれば、
こんな風に思える事は至上の幸せに違いありません。

 

今、私たちが最優先にすべき事は、
『自分が既に感染保持者であるかも知れないという認識の下、
極力、人との接触を避け、とにかくstay homeする事』だけです。
そして、医療戦士の方々に感謝と応援を送りつつ、
こんな機会だからこそ、ゆっくり自分自身と向き合い、
ウイルス終息の暁に、改めて自分はどのように生きて行くべきかの
未来像を描く、そんな時間を過ごしてみたいものです。

 

stay home,stay yourself.

 

(I)

 

 

ザ・ヨビツギ

 

アルテクラシカの新企画
「金継ぎ茶碗プロジェクト」。3日間をおかげさまにて大好評のうちに終了致しました✨。

 

茶碗未体験の方もたくさんご来店くださり、
美しきいにしえの茶碗との対話をゆっくり楽しんでいただけたご様子。

 

最終日最終回に、この” 金継ぎ刷毛目茶碗 “ での一服を体験した10代女子大学生からは、
なぜか妙な緊張感…😁とのご感想。
古美術が放つ不思議なオーラを感じて頂けたみたいでした。
本物に触れるとは気持ちの保養ですね。

 

数多の茶碗が作られた中からほんの僅かの選ばれしが残り、
長い長い年月を大切に伝えられてきた茶碗たち。
一つ一つが袋に包まれ、箱に入り、その次第を見るだけでも愉しいものです。

 

お気に入りの一碗に接する喜びや掌に持つ幸福を皆さんに体験していただけ、

非常に濃密な空気感のアルテクラシカでした。

 

ご来店くださった皆様、心より御礼申し上げます。
引き続き、第2弾を企画中。
どうぞお楽しみに!

 

イベント後にメールで頂いた感想の一部、ご紹介致します。

 

「とても楽しかった!」S様
「違う世界を垣間見ることができた」M様
「楽しかった!またぜひ」A様
「いつかお気に入りの抹茶茶碗ゲットしたい!」Y様
「大きなヒントを得た」S様
「とても楽しかったし歴史を肌で感じた」M様
「幸せという言葉がぴったり」S様

「アルテクラシカの提案するポットでお茶をいただくひとときを目の前にしながら楽しみました。」F様

 

 

M

 

Arte Classica アルテクラシカ 抹茶茶碗

眼福で一服

 

皆さまこんにちは!

 

先日のブログでお知らせしました金継ぎ茶碗プロジェクト、昨日4日の午後の第1回目に
アルテクラシカ初来店のお客様がご参加くださいました。

 

「とにかくガラス越しでない茶碗たちに眼福!」との喜びのメールをさっそくいただきました。
金継ぎの面白い本物の茶碗でお茶を飲み、また店主の話が楽しく非常に刺激的な時間だった

とのお褒めの内容で、アルテクラシカ一同も嬉しく思っております。

 

お茶をなさらない方や、海外の方にも強烈アピールのこの茶碗。
先日Aがブログでご紹介したこちらの呼継ヨビツギ茶碗とはまた趣の違う、迫力ある茶碗です。

金で継いだ美しさ

 

来週2月11日建国記念日と15日土曜日のイベント、かなりお席が埋まっておりますが
まだ今なら少しご予約承れますので、

 

魅力的なこの茶碗がお嫁に行く前に、是非この機会に、ヨビツギ茶碗で一服、一福をお見逃しなく!

 

M

 

 

”その箱”の中身は何か?

 

皆様こんにちは!アルテクラシカの新人Mです。
気分も新たに今年もスタートし、一同フレッシュな気持ちで茶碗と向き合う今月です。

 

さて私事ですが数年前から月に1度、歴史の勉強会に通っています。
講義くださる先生が驚くほどの情熱を持って、地球の誕生から現代までを1クール4−5年もかけてお話しくださるという大変面白くてタメになる会なので、歴史に疎い私にも続いています。
話はあるとあらゆる方向に飛びまくり、先生は5時間喋りっぱなし。毎回アッという間な、私にとっては知的好奇心刺激されまくりの1日。

 

 

そこで私が徐々に理解をしてきたことは、歴史は勝者、つまり当時の権力者によって書かれるということ。
つまりその人物や国家に都合の良いことが歴史として残されていくのですが、丹念に史料の読み込みや科学的検証を積み重ねていくと徐々に真実またはそれに迫る事象が浮かび上がり、過去のことが光や影を伴って非常に立体的に浮かび上がってまいります。
つまり歴史を学ぶということは、教科書参考書にあることを丸呑みにして暗記する勉強なのではなく、事実を見て「自分のアタマで考えてみなさい!」ということなのだという当たり前のことをこの歳になってハッと理解をした、ということなのであります。

 

 

翻ってアルテクラシカでは、昨年から店主Iの号令で、感性のみで茶碗そのものと向き合う練習をお客様も一緒にしています。
茶碗の箱に何が書かれ、中身は何なのか?
何百年の間に、似ている茶碗の違う箱と間違えて入れ替ってしまったものだって無いとは言えませんよね〜。
そんなとき、やっぱり自分の感性ちゃんと持っておかないと、です!

 

 

しかしながら、茶碗そのものが本当に“良い”ものであるのか。
価格は正当なのか。
そんなことまでお店にいらしてくださる皆様が心配しなくて良いように、それは長年のプロフェッショナルである店主と店の責任です。
そこは安心して、アルテクラシカではお好きな茶碗、素敵だと思われる茶碗に心おきなく向き合ってくださいませ❤️。

 

キチンと自分の眼で見て自分のアタマで考える訓練、今年も続けて行きたいと思います。

 

M

 

 

点初めに想う

 

ようやくこの時期らしいキリッとした空気から清々しさを感じるころとなりました。

 

先日、遠州茶道宗家の点初めに初めて寄せていただきました。
お正月ということもあり、華やかな室礼やいらした方々のお召し物から新たなる年の始まりの熱量を感じました。

 

今年は東京でオリンピックが開催されるので、日本よ頑張れという思いを込めた道具組み。
やはり、大名茶というだけあり、風格のある唐物や高麗物が多く華々しい雰囲気から、
流儀による好みの違いを感じられて色々と勉強になりました。
そして、江戸時代の茶の湯は、今以上に身分ごとに大名茶、公家茶そして町人茶と道具の好みも全く異なったからこそ、今まで伝わる茶道具のバリエーションの多さへとつながるのだろうなと、その時代背景の奥深さを改めて感じました。

 

道具に学ぶ一年の始まり、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

(A)

真の日本人らしさ❓

 

そろそろ正月気分も終わりですっかり日常と言う方、多いですよね。
正月と言えば、ある意味最も日本人らしいイベントでしょうか。
正月飾り、おせち料理、初詣、云々。。。
これらの伝統文化を嗜む人々は確かに日本人らしい日本人に見える。
多くの日本人にとってこう言った物事が異国文化に近い感覚になりつつある今日なら、なおさらだ。

「日本の伝統文化を嗜む人こそが日本人らしい」

 

ところが、先日、興味深い異説を唱える方に出会った。
彼曰く、そんなのはあくまでも外国人から見て何が日本人らしくみえるかの見せかけであって、
真の日本人らしさとはそこではない、と。
真の日本人らしさは、「ただの輸入品大好き癖」だと。
エルメスだグッチだ、と喜んでいるのは今に始まった話でなく、
日本人は古来より、とにかく輸入品が大好き❤
クリスマスにバレンタイン。
本当の意味もろくに知らずに、ただただ仮装して渋谷のハロウィーンナイトに繰り出す、
あの姿こそが日本人だ!!と。

 

な、な、なんと、斬新な御意見😱😱😱
確かに美術の世界でも輸入品崇拝傾向は明確に存在するし、
室町幕府将軍家なども唐物大好きコレクターであった。

 

うーん、深い。

 

ちなみに茶道界はただいま初釜シーズンで、まだまだ正月真っ盛り。
着物着て初釜、仮装してハロウィーン、
どっちが日本人なんだ(笑)

 

(I)

江戸時代の茶碗セレクトショップ|アルテクラシカ

アルテクラシカは、古美術商石黒ギャラリーが根津美術館の向かい側にオープンした、江戸時代(古美術)及び、現代作家の抹茶茶碗を扱うお店です。併せて、現代の生活空間で抹茶を楽しむための、新しいスタイルの茶器・茶筅・柄杓等の取り扱いもしております