皆さん、こんにちは。
先日、心の栄養補給のonline版についてご紹介致しましたが、
今回はstay homeの今だからこそ活用すべき、『online 読書』のご案内です。
古美術骨董の月刊誌「目の眼」が、5月号をなんと、『全ページ無料』で公開!
巻頭特集は「古唐津ノ茶碗」。
休業久しく、アルテクラシカで休眠中の茶碗たちが恋しい、今日この頃。
みんな元気かなぁなどと思いながらページをめくると、
奥高麗茶碗の代表格とも言われる名碗「深山路」が早速に登場。
湯を通す前、濃茶が入った時、清めた後の各々の姿がじっくりと見られます。
様々な所有者が大切に愛玩しつつ、時を重ねてきた記憶とともに、
それが味わいとなった釉肌は趣があるなぁ、
と思わず、画面を拡大して堪能。
清めた後の肌が何ともいえないしっとりとして艶やかで、土の表情に見入ってしまいました。
読み進めると「奥高麗茶碗は雑器だったのではないか」などという面白い見解も見られ、
通説とは異なる見方で視点を変えてみると、確かに、と頷かされたりもします。
なるほど💡が満載な月刊誌「目の眼」5月号。
何気に『まえがき』もいつにもまして名文。
是非ご一読くださいませ。
(A)